水曜日, 3月 23, 2005

第25回『率直な感想③』

 先ほど、午後4時頃。東京高裁から、ニッポン放送の新株予約権発行を差し止めた地裁決定を支持する旨の抗告棄却決定がなされた。

 私としては、前々からこの場を借りて何度も申してますとおり、今回の「敵対的買収」に関しては、フジ側を応援しております。しかし、今回この決定を受けて、ニッポン放送は新株予約権の発行を中止する旨を発表しております。ライブドアがニッポン放送の筆頭株主であることについては、確定しそうであります。そうであったとしても、どうしても好かんのです、堀江貴文という人間は。

 「敵対的買収じゃないですよ、フジさんとは仲良く・・・」云々言っておりましたが、相手側に通告なしでその会社の株式を大量に買うことを「敵対的買収」って言うんですよ。あんたの主観なんかはここでは問題にはならないんです、と言わんばかりにフジ・サンケイグループは臨戦態勢に入ったわけです。そりゃそうです、宣戦布告されたんですから。

 今日までの経緯をみていると、まぁライブドアが株主でも・・・口出さなきゃいいかな、なんて思うんですが、金は出してください、だけど口は出さないでくださいってのは無理な話なので、やっぱり、ライブドアにはさっさと出て行っていただくか、ニッポン放送の経営に参画していくのであれば、具体的な経営計画を練って、発表していただきたい。株式だけ買いました、取締役を送り込みます、あとはそっちで。とはいかないでしょう、堀江さん。ホントにニッポン放送がいまよりも面白いラジオ局になるような計画、もってるんですか?ただ、フジ・サンケイグループに参加することによって、あんたが目指す「IT・金融・メディアのコングロマリット」を目指すならば、具体的にそして緻密な計画案等を発表すべきです。

 本来なら、あんたの会社が、フジ・サンケイグループに買収されるくらいの規模なんですよ「ライブドア」って会社は。それに、ライブドアのHP、Yahooと変わらないじゃないの。

 あんたは何がしたいの?それだけ大きな金を動かすなら、説明義務がありますよ!

駄文失礼。