第15回『世論』
さて、今日「死刑制度」についての内閣府の世論調査結果が発表されたらしいです。死刑制度を容認するとの回答をしたのは81.4%・・・この数字を高いと見るか、ふつうと見るか・・・それぞれの考えの違いでしょうね。「死刑なんて野蛮な行為は即刻廃止すべきだ」との意見もあれば、「いやいや、被害者のことを思えば死刑は残しておくべきだ」との意見もある。僕から見ると、どちらにも理があり、極端にたとえれば、目玉焼きには醤油か、ソースかと同じもの(僕はどちらかと言えば、醤油。)。
ふざけた例えは置いておいて、僕も8割の中に入りますね。死刑制度は残しておくべきであると考えています。刑法という学問を勉強すると、刑罰は一般予防と特別予防という二つの機能があると教わります。つまり、「□□という犯罪をすると○○っていう刑罰が科せられます。だから、みなさん犯罪はやめましょう」というのが一般予防。そして、「□□という犯罪をしてしまいましたね、もう二度としないように○○っていう刑罰を科します」というのが特別予防、という機能なのです。
死刑について言えば、一般予防は機能していますよね。だけども、死刑は犯罪をしてしまった人の命を奪ってしまうので、特別予防・・・ん~、ないですよねぇ。ここが悩ましいですよ、僕にとって。「だから何なの?」と言われてしまえば、それまでですが・・・
刑罰も、政策の一つであります。国家が刑罰権を行使し、実行されるわけですから。この点「死刑制度」について、世論と現在の政策は一致していると言えましょう。ほかの政策についても「一致」するような努力を、政府には頼みたいものです。
駄文失礼。
■死刑制度についてのサイト(Yahoo!にLink)


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