月曜日, 7月 15, 2002

第0回③「サッカー狂」

 去る6月30日、横浜国際総合競技場において、FIFA2002ワールドカップ(TM)が幕を閉じました。みなさん、それぞれの思いでサッカーを見ていたのではないでしょうか。もしくは、サッカーなんて見てられるか、ということで野球またはそのほかのスポーツを見ていた方もいらっしゃると思います。日本という国が、どれほど認識されているのか。みなさん、どう思っていますか?欧州で、中南米で、アフリカで、日本はどのような国だと思われているのでしょうか。今回、そのような問題提起をさせてくれたのがワールドカップだったのではないでしょうか。あるスウェーデン人が言っていました。「カメラをレストランに忘れたの。そして3時間後に取りに戻ったらまだあったのよ。驚いちゃった。」日本人からすれば、当たり前ですよね。ですけども、他の国ではあり得ないのです。また、あるアフリカの人が「日本にもこんな高いビルがあるんだな。」僕からすれば、その台詞はうちらのじゃない?と思いました(笑)。
 今回日本を知ってもらう、絶好の機会だったと思います。そういう観点から見ると、共催というのはその一つの国を知ってもらうにはちょっと残念だったのかな、と思いました。
 そして我々日本人は、今回来てくださった外国の方々がいますが、その人たちがもう一度来たとき、いわゆるリピーターを大事にしなきゃいけないと思います。大会中だけだったのか、と思わせないためにも。
 それぞれの思いがあったワールドカップ。これによって、サッカー後進国なんて言われないように頑張らねばならないのは、これからです。「にわか~」でも、一回ファンになれば「にわか~」じゃありません。
 Jリーグを始め、韓国、イングランド、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダの各リーグにも注目するのもいいでしょう。また、2004年には欧州選手権、オリンピックがあります。
これからも、サッカー狂であることは誰も止めません。いい経験をさせていただきました。駄文失礼。